エントリーを行う前に必ず決めなければいけないのが損切りと利食いの位置です
FXでよく耳にするリスクリワードという言葉の意味ですが、(損切り幅:利食い幅)の比率のことです
トレードの場合、(50pips:100pips)になりますね。
これを約分したら(1:2)になります
このトレードは「リスクリワードが1:2のトレード」というような言葉の使い方をします
上の表はリスクリワードに対しての勝率を元に、
どのぐらい利益が残るかを表したものです
※損益比率はリスクリワードの利食い幅の比率です
(0.5=2:1)、(1=1:1)、(1.5=1:1.5)という風にみます
勝率は言葉の通りトレードの勝率を表します
リスクリワードが(1:1)のトレードの場合、勝率50%で利益が±0です。50%以上の勝率があれば利益が
残ることが分かります
これを聞いた時に50%を多いと思うか少ないと
思うかは人それぞれですが、肝っ玉が小さい僕は
「50%も勝たないといけないのはしんどいなあ」と思います
「それなら勝率が33%しかいらない1:3のトレードをしよう!」と思うかもしれませんが、スイングトレードの場合、リスクリワードが大きくなると
その分トレードの難易度と精神的負担が増えます
例えば損切り幅が200pipsの場合、チャートが600pipsに達するまで待つ必要があります。
相場状況が悪ければ1ヶ月以上もポジションを保有することになるかもしれません
1ヶ月以上待った挙句に損切りされると中々しんどいものがありますよね…
そして個人的に僕が一番嫌いな負け方になりますが、1:2付近までチャートが伸びたのに逆行して負けるパターンです。これもかなり精神がやられます
リスクリワードと精神的負担をご自身に合ったバランスに調整することがトレードを行う上で重要なポイントになります