MA(移動平均線)とは指定した期間のローソク足の平均値を元に描かれる線のことです
移動平均線にはEMAとSMAの2種類があり、期間の長さによって短期、中期、長期のMAが存在します
これらの期間はご自身のトレードソフトで変えることができます。設定値が20の場合、ローソク足20本分のMAが描かれます
実際のチャートでMAの動きを見てみましょう
MAに沿ってチャートが動いているように見えますね
僕はMAをトレンドの動きを支持する壁のように考えています
ローソク足がMAに触れる、または抜けるもヒゲで戻されて確定した場合はトレンドの動きがまだ支持されていると考えます
逆に、ローソク足がMAを実体で抜けて確定した場合は流れが変わる可能性があると考えます(アップトレンド中にMAをした抜けした場合の話)
気をつけて頂きたいのは、MAだけでチャートを分析するのではなく、ダウ理論と並行して考えるということです
アップトレンド中でもローソク足がMAの上で確定していない場合は、エントリーを控えた方が負ける可能性を減らせると考えています
起こりやすい現象が重なるポイントでエントリーをすることで相場の仕組みを最大限に利用して安定したトレードができます
次回の記事はフィボナッチリトレースメントについて解説します