pugliafxの日記

兼業FXスイングトレーダーのブログです

2024年4月のトレード結果 UDJPY/GBPCAD

おはようございます。

今月もそろそろ終わりですね

エントリーが出来そうなところもなさそうなので早めに今月のトレード結果の報告をします

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結果は2勝1敗でした

USDJPY : +304pips

GBPCAD: -64pips

 

合計:+433684円

 

※EURJPYはエントリーミスに気づき決済したため、勝ちに含めないとします

 

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※赤い箱がエントリー足です

USDJPYはかなり素直に伸びてくれた印象があります

時間はかかりましたが、スワップポイントもついたので良かったです☺️

 

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GBPCADは逆行してしまいました。

このエントリー自体、質がとても悪かったと反省してます

本来であればロング狙いのフィボナッチを確定させるためには上昇のダウの更新(高値更新)を待たないといけないんですがMAを下抜けしない動きや下降の波のフィボナッチが達成しているのを見て「これはいくやろ」と待たずにエントリーしたんですよね

損切り位置もダウ理論に沿っていないのでNGです。

これはローソク足の動きや全体の傾向を見た上での判断とはいえ、より安全に入るタイミングを待たなかった以上、やってることはギャンブルと一緒です。

安全にエントリーができないなら、ポジションを持たない方が利益は残るということを忘れてはいけないですね

 

来週安全に入れそうなところがあれば、エントリーしようかなと思います

 

来月ものんびりと頑張ります

 

 

 

 

 

 

FXの基本その④リスクリワードについて

 

エントリーを行う前に必ず決めなければいけないのが損切り利食いの位置です

 

FXでよく耳にするリスクリワードという言葉の意味ですが、(損切り幅:利食い幅)の比率のことです

 

例えば損切り幅が50pipsで利食い幅が100pipsの

トレードの場合、(50pips:100pips)になりますね。

これを約分したら(1:2)になります

このトレードは「リスクリワードが1:2のトレード」というような言葉の使い方をします

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上の表はリスクリワードに対しての勝率を元に、

どのぐらい利益が残るかを表したものです

※損益比率はリスクリワードの利食い幅の比率です

(0.5=2:1)、(1=1:1)、(1.5=1:1.5)という風にみます

勝率は言葉の通りトレードの勝率を表します

 

リスクリワードが(1:1)のトレードの場合、勝率50%で利益が±0です。50%以上の勝率があれば利益が

残ることが分かります

 

これを聞いた時に50%を多いと思うか少ないと

思うかは人それぞれですが、肝っ玉が小さい僕は

「50%も勝たないといけないのはしんどいなあ」と思います

「それなら勝率が33%しかいらない1:3のトレードをしよう!」と思うかもしれませんが、スイングトレードの場合、リスクリワードが大きくなると

その分トレードの難易度と精神的負担が増えます

例えば損切り幅が200pipsの場合、チャートが600pipsに達するまで待つ必要があります。

相場状況が悪ければ1ヶ月以上もポジションを保有することになるかもしれません

1ヶ月以上待った挙句に損切りされると中々しんどいものがありますよね…

そして個人的に僕が一番嫌いな負け方になりますが、1:2付近までチャートが伸びたのに逆行して負けるパターンです。これもかなり精神がやられます

 

リスクリワードと精神的負担をご自身に合ったバランスに調整することがトレードを行う上で重要なポイントになります

 

 

 

 

 

なぜ兼業トレーダーはスイングトレードをするべきなのか

トレードスタイルは大きく分けて3種類あります

 

数分間の間に決済が完了するスキャルピング

数時間の間に決済が完了するデイトレード

数日〜数週間の間に決済が完了するスイングトレードです

 

兼業トレーダーの場合、仕事中に常にチャートを見続けるのは難しいですよね。また、チャートを見る時間を自由に決められない事も多いかと思います

 

元々僕は1時間足や4時間足を使ったデイトレードを行っていました。今回はその経験を踏まえてなぜ兼業トレーダーはスイングトレードをするべきなのかを説明します

 

理由①経済指標の影響を気にする必要がない

前述した通り、兼業トレーダーはチャートを見る時間を自由に決められないことが多いです。そのため損切り幅が狭い短期足のトレードの場合、経済指標中の激しい動きの前にポジションを解除することができずに損切りになってしまうことがあります。スイングトレードの場合、損切り幅を数百pipsの間隔で取るため指標の時間を気にせず安全にポジションを保有することができます

 

理由その②メンタル不可

短期足トレードやデイトレードは数時間の間に決済がされることが多いため、スイングトレードと比べて仕事中に決済がされる頻度が高くなります。

仕事の休憩中にFXを開き、損切りされたことを確認した後に仕事に戻るのは精神的にかなりしんどいですよね。また、ポジションのことが気になってしまい仕事に集中できないという問題もあります。

スイングトレードの場合、決済までに長くて数週間かかることもあるので、仕事中にポジションが決済される頻度が低くなります。また、理由①でもお伝えしたように経済指標の時間の心配もする必要がないためメンタル負荷を抑えることができます

 

理由その③睡眠時間が取れる

短期足トレードの場合、仕事が終わった後は時間が許す限りエントリーと決済を何度も繰り返すことができます。デイトレードの場合でも、スイングと比べると決済と損切りの幅が狭いのでどうしてもチャートを見がちになり睡眠時間を削ることが多くなります。

スイングトレードの場合、ポジションが決済されるまでの期間が長く、pips幅も広いのでそこまでチャートの動きが気にならなくなります。理由その②にも繋がってくるところになりますが、無理のないトレードを行うためにはたっぷりと睡眠をとって精神を安定させることで安全なトレードを継続することができます

 

 

 

 

ご挨拶とトレードの損益について

順番が前後してしまいましたが、

初めまして、兼業FXトレーダーのpです

 

このブログでは僕がFXトレードを行う時に気をつけていることやチャートを分析する上で考えているとなどを共有していきます

 

【損益について】

FXを初めてから2年間は合計約70万円のマイナスでした。

勉強会に通ったり、YouTubeで色んな手法を見つけては試していましたが、中々安定した利益を出すことはできませんでした

 

3年目で今まで蓄えた知識の中で本当に必要なものだけを厳選し、ストレス負荷の低い方法を模索した結果利益を残すことができました

 

【2023年の年間収支】

 

証拠金を約25万円から80万円まで増やすことができました

 

勝率は5割程度です

 

去年はまだトレード方法を模索している段階だったため25万円で様子を見ましたが、

今年から証拠金を増やしてトレードを行い前年よりも大きな利益を出しています

 

色々と落ち着いたら、具体的なトレード方法を載せたレポートを販売しようと考えています

 

今後ともどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

 

 

 

FXの基本その③ フィボナッチリトレースメント

フィボナッチリトレースメントとはチャートの動きを予測するために使う分析ツールです

 

フィボナッチを使うことで波のエネルギーを可視化することができるので、波の動く方向や行き先が分かり易くなります

 

フィボナッチ数列は元々数学の世界で使われていたものみたいなんですが、FXのチャートでもこれが適応できます

 

まずはフィボナッチリトレースメントの使い方ですが、波の初動*に対してどのぐらい押しが入るかを確認し、それを元に波がどれぐらいまで成長するかを予測します

*波の初動というのは、今までのトレンドを崩した波のことです。今までがダウントレンドなら、高値を更新した波が初動になります

 

アップトレンドの波にフィボナッチを引く時には

上から下へ引きます

 

ダウントレンドの波には下から上へ引きます

 

実際にフィボナッチを引いたチャートを見ると数字が沢山書いてあるのが確認できると思います

 

 

数字の見方としては、

0〜100=押しが入る位置

100〜200=押しを元に波が成長する位置

423.6=波の限界値

 

押しが入った位置に100を足したフィボナッチの位置まで波が成長するという使い方をします

 

もし、フィボナッチを引いた波に対して23.6まで押しが入った場合、123.6まで成長すると予測します

 

50まで押しが入った場合は150まで成長するといった具合です

 

100を足した数値まで成長した波は「エネルギーを使い切ったので、これ以上波を追ってはいけない」という考えを持ちながらトレードするとチャートの仕組みに従ってトレードができるようになります

 

 

 

FXの基本その② MA(移動平均線)

MA(移動平均線)とは指定した期間のローソク足の平均値を元に描かれる線のことです

移動平均線にはEMAとSMAの2種類があり、期間の長さによって短期、中期、長期のMAが存在します

これらの期間はご自身のトレードソフトで変えることができます。設定値が20の場合、ローソク足20本分のMAが描かれます

実際のチャートでMAの動きを見てみましょう

 

MAに沿ってチャートが動いているように見えますね

 

僕はMAをトレンドの動きを支持する壁のように考えています

 

ローソク足MAに触れる、または抜けるもヒゲで戻されて確定した場合はトレンドの動きがまだ支持されていると考えます

 

逆に、ローソク足がMAを実体で抜けて確定した場合は流れが変わる可能性があると考えます(アップトレンド中にMAをした抜けした場合の話)

 

気をつけて頂きたいのは、MAだけでチャートを分析するのではなく、ダウ理論と並行して考えるということです

 

アップトレンド中でもローソク足がMAの上で確定していない場合は、エントリーを控えた方が負ける可能性を減らせると考えています

 

起こりやすい現象が重なるポイントでエントリーをすることで相場の仕組みを最大限に利用して安定したトレードができます

 

次回の記事はフィボナッチリトレースメントについて解説します

 

 

FXの基本その① ダウ理論とトレンド

ダウ理論はチャートの動きを理解する上ではかかせない理論です

ダウ理論を理解するにはまずトレンドを理解する必要があります

 

【トレンド】

トレンドは相場の「流れ」を意味します

上がりやすい相場なのか、

下がりやすい相場なのかを表します

 

トレンドには2種類あり、

上昇を意味するアップトレンド

下降のダウントレンドです

 

アップトレンドの図

ダウントレンドの図

 

ダウ理論の考え方としては、

「アップトレンド中は安値を更新しない限り、上昇が続く」

「ダウントレンド中は高値を更新しない限り、下降が続く」です。

アップトレンドの場合、高値安値が更新されて切り上げる動きをします

高値というのはチャートの山(1、3、5)で

安値は谷(2、4)です

※ダウントレンドはこの動きの逆になります。高値と安値が切り下げる動きです

 

安値は高値を更新した時に初めて安値として機能
します

上図のチャートだと、2の安値は1の高値を更新していないので、まだダウ理論機能する安値として確定していません

仮に2に損切りを置いて買いでエントリーし、上図のように2を割って負けた場合、このトレードはダウ理論に沿ったトレードとは言えません

 

実際のチャートで見てみると、多少の誤差はあれど
ダウ理論に沿ってチャートが動いているのが分かると思います

ダウ理論に従って損切りを置くことで、相場の起こりやすい現象に沿ってトレードができます

 

ダウ理論上、アップトレンドの場合「安値を割らない限りは上昇の流れが続く」でしたね

言い換えれば、

アップトレンド中の相場で、損切りを機能している安値に設定しておけば負けづらいということです

また、上図の2の安値に損切りを設定した後に

チャートが進み、4の安値が3の高値を更新した時には機能する安値が新たに作られた状態*になります

*ダウが更新された状態

 

この場合、2→4へ損切りをずらすことができると考えます

損切り位置を2→4へ変更してもダウ理論の根拠が薄れるわけではありません

負けた時の傷をできるだけ浅くするために、損切りを移動できる時は必ずした方がいいです

 

トレンド転換について

ダウ理論を理解するためにはトレンド転換を理解する必要があります

まずはこちらの図をご覧ください

 

先ほどのアップトレンドの安値が更新されてしまいましたね

こうなった場合、アップトレンドは一旦終了した状態になります

かといってダウントレンドになったわけでもない状態です

ダウントレンドになるためには2の安値を更新する動きが必要になります

つまり、安値を割る1本の波の動きだけではトレンドが転換したとは言えないということです

 

因みにアップトレンドとダウントレンドのどちらにも該当しない(流れが定まらない)チャートはレンジと言われています

レンジ相場の図

一見するとアップトレンドのようにも見えますが、高値と安値を抜けていない(一つの波の中でうごめいている)ので流れが定まっていない相場です。

 

このような相場ではダウ理論が機能しないことが多いですし、根拠のある損切り位置を決めるのも難しいです

レンジ相場を見つけたら、「負けやすい相場だから入らないでおこう」という風に考えて頂ければ無駄なエントリーをしなくて済みます

 

次回の記事では、チャートの動きを更に理解するために必要なMA(移動平均線)について解説します